万一のときに無料で使えるWi-Fiを覚えておこう

大規模な地震やその他の大災害の時など、万一のときに無料で使うことのできるWifiを事前に把握しておいた方がいろいろと役立つと思いますので、事前にシミュレーションをしておきましょう。
普段からネットとつながっていることが当たり前となっているのが前提となっていると、災害や事故などでネットにつながることが出来ないと想像以上のダメージを受けることとなります。
大規模な災害に直面した時に備えて、頭の隅に入れておいてほしいのが、「00000JAPAN」です。
この「00000JAPAN」という文字列は、大規模災害が起こってしまった時に、通信事業者などが提供しているWifiスポットを無料で開放するという仕組みがあり、その際に各社のSSIDがこの「00000JAPAN」になるのです。
実際には2016年4月に発生した熊本地震でその仕組みが初めて稼働して話題になりましたので知っている人もいると思います。
通信というインフラは、普段の生活ではそのありがたさを感じることは少ないかもしれませんが、災害が起こった時や海外旅行や仕事で外国で迷子になってしまったときなどになって、初めてその本当にありがたさがわかるものなのかもしれません。
したがって、何も起こっていない普段の生活の中で何かがおこったときのシミュレーションが必要といえます。
普通にネットにつながっている状況のときに、もしも、つながらなくなった場合、どうすればいいのか、どうやってネットにつなげるかを事前に把握しておく必要があります。
また、残念ながら実際の災害の時には(ゼロが1つ足りない)0000JAPANと名乗る悪質なフィッシングも登場する可能性もありますのでくれぐれも間違いないようにしてください。
繰り返しになりますが、正しいSSIDは「00000JAPAN」です。