従量課金制の格安SIMはどうなの?

普段はほとんどスマホでインターネットは使わないのですが、ごくまれにLINEで連絡が来たりするためにとりあえずは連絡用にスマホを持たないといけないという人もいると思います。
自宅や会社ではWifiがあるので、最低のデータ容量で契約してもほとんど利用することもないような人もいると思います。
そんな人たちは、ほとんどデータ容量を使いもしないのに毎月スマホにお金を払うのは納得がいかないというのも頷けます。
そんな方は格安simの中でも最安クラスのものを契約するといいでしょう。
ただでさえ安い格安simを最も安く使う方法のひとつが使った分だけ支払う従量制の課金プランに加入することです。
中にはSo-netが提供している0SIMのように、なんと500MBまでなら無料で利用可能なものなどもあります。
500MBを超えると100MBごとに100円(税抜)で2GB以上、利用した場合は1,600円定額で5GBまで高速通信を利用できるという普段はほとんど使わない人には最適なプランです。
しかし、申し込み日が2016年8月よりお申込日を毎月「0のつく日」に限定されていて、
お申込み可能日が直近だと、
2016年8月:8月10日、8月20日、8月30日、
2016年9月:9月10日、9月20日、9月30日
と限定的になっていますが、ほとんど使わないようならば、こんなSIMを1枚持っていてもいい格安SIMと言えるでしょう。
無料で利用できる500MBは週に数回のメールやLINEだけならば十分な容量なのでそれくらいの利用ならまさに最適の格安simでしょう。
他には月の使用量が100MB未満なら299円のFREETELや月の使用量が1MB未満ならば540円のb-mobileなどもありますのでご参考にして下さい。
しかしながら、最安クラスの格安simのプランはいろいろな制約やデメリットもあるのも事実です。
まずはこれらの激安SIMは総じて、データ専用のSIMを利用することとなりますので、090や080などで始まる電話番号を利用した音声通話ができません。
もしも、これら番号を使った音声通話をしたいならば、音声通話SIMを利用する必要があり、そうなるとこの激安価格での格安simの利用ができません。
したがって、データ専用SIMで通話をするにはLINEやSKYPEやVIBERなどの通話アプリを使うか、さもなければ、050plusなどのIP電話アプリを利用する必要があります。
IP電話アプリであればアプリ同士だけでなく、一般電話や固定電話に対しても格安で電話をかけることも可能です。
また、これらの最安プランの通信速度は一般的に低速通信であることも多く、契約しているMVNO事業者の1GBや3GBのメインの高速通信の契約とは違うことも多いので事前に確認しておく必要があります。
また、実際に利用する際には現在、どのくらいのデータ量を使用しているかを把握することも必要となります。
基本的には最安値クラスの契約ではデータ使用量が1GB以下の場合が多く、契約している容量を超過してしまうと通信速度が一気に低速になってしまいますので注意して下さい。